市営住宅の入居者の募集方法について、教えてください。

現在、松山市では3種類の方法で募集を実施しています。
※詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

①定期入居者募集

年に3回、住戸タイプ(1DK~4DK)ごとに公開抽選を行い、入居者を決定します。
入居できるかどうかが、抽選当日にわかります。

②特別募集

前入居者が室内で病気等により死亡した部屋の募集です。事情をご承知の上、入居していただける方を対象に募集します。
申込時に異議を申し立てない旨の誓約書に署名していただきます。
①定期入居者募集と同時期に行われる場合、重複申込みも可能ですが、重複申込みをされた方で①定期入居者募集の
抽選に当選した場合、原則、その後の特別募集の抽選にはご参加いただけません。

③随時募集

一部の団地で、申込み先着順で入居者を決定する募集です。対象となる部屋が募集締め切りとなるまで、申し込むことが出来ます。なお、随時募集の申込みの予約や、上記2つの募集と重複した申込みはできません。

申込から入居までの流れを教えてください。

申込から入居の流れは以下の通りです。
※詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

①入居申込み

募集対象団地の中から希望する住戸タイプ(1DK~4DK)を1つ選択してお申込みいただきます。

約3週間

②抽選会 → 当選 → 入居資格審査書類の準備

団地の住戸タイプ別に下の階の棟・号の数字が小さい順で抽選を実施します。
その後、当選された方には入居資格審査のために用意していただく書類の説明を行い、
提出期限までに必要書類を提出していただきます。
※部屋は変更することができません。

約2週間

③入居資格審査書類の提出 → 入居資格審査

入居資格審査書類を提出していただきます。その後、提出していただいた書類をもとに、入居資格審査を行います。
※提出期限までに入居資格審査書類のご提出がない場合や連絡がつかない場合は、当選が無効となることがあります。

約2週間

④入居決定 → 契約書類の郵送

入居資格審査の結果、入居資格があると判断された方には、
市営住宅入居決定通知書・市営住宅使用契約書等の契約書類を郵送します。
※住所や連絡先に変更があった場合は、必ずご連絡ください。

約2週間

⑤入居説明会 → 入居

契約書類と敷金をご持参のうえ、入居説明会にご参加いただきます。
入居説明会にて契約書類の提出と敷金の納付が確認できた方から、部屋の鍵をお渡しします。
また、駐車場の契約をご希望の方はお申し出ください。
※入居説明会を欠席された方は入居決定が取消されます

申込みから約2ヶ月半で入居開始

市営住宅に入居するためには、どのような条件がありますか?

市営住宅に入居にするには、下記の条件を満たしていることが必要です。
※詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

①現に住宅に困窮していることが明らかであること。

②松山市内に住所又は勤務場所があること。

③現に同居し、又は同居しようとする親族(原則として入居名義人の三親等内)がいること。(⑧に該当する方は除く)

④月額所得が下記の入居収入基準を超えないこと。

  • 一般世帯158,000円
  • 裁量階層世帯214,000円(第一和泉団地3、4棟を除く)

⑤入居申込者及び現に同居し、又は同居しようという親族が暴力団員でないこと。

⑥入居契約時に家賃2ヶ月分(※非課税世帯は1ヶ月分)の敷金を納めること。

⑦契約時に次の要件を全て満たす連帯保証人1名の連署する契約書を提出すること。

  • 1.市県⺠税と固定資産税を合わせて年額5千円以上課税され、かつ、滞納していないこと。
  • 2.連帯保証人自身が、入居世帯員ではないこと。
  • 3.未成年ではないこと。

⑧単身者の申込資格。

⑨車イス専用住宅の申込資格。

⑩多家族世帯専用住宅の申込資格。

⑪母子世帯向け住宅の申込資格。

単身入居を希望しています。どのような人が該当しますか?

次のいずれかに該当する方が対象となります。
※詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

①高齢者(時点で満60歳以上であること)

②身体・精神知的障害者

③戦傷病者

④原子爆弾被爆者

⑤生活保護受給者

⑥中国残留邦人

⑦海外引揚者

⑧ハンセン病療養所入所者

⑨DV被害者

※単身者の申込資格に該当していても、身体上又は精神上の著しい障がいのために常時介護を必要とし、
かつ、居宅において介護を受けることが困難であると認められる方は入居できません。

市営住宅に入居するときに、連帯保証人が必要ですか?

原則1名必要です。ただし、最大限努力したにもかかわらず、
連帯保証人を見つけることができない場合は、松山市・住宅課までご相談ください。

市営住宅の家賃について、教えてください。

市営住宅の家賃は、世帯の所得額に応じて、法令で定められた計算方法により算出します。
※また、基準となる家賃は団地によっても異なります。詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

そのため、毎年度、家賃の見直しを行いますので、入居後は、毎年6月頃、「収入報告書」の提出が必要です。
毎月の家賃を納める期限は、その月の25日(25日が土日祝日の場合は翌営業日)です。
法令により、3か月以上滞納した場合は、滞納家賃の全額一括支払と住宅の明渡しを請求することがあります。

共益費や自治会について教えてください。

市営住宅には、廊下や階段の電灯、街灯、排水汚水処理施設、集会所など、多くの共同施設があり、
これらの電気・ガス・水道の料金や維持に要する費用は共益費として皆様に負担いただきますが、
共益費の集金や支払いは、団地の自治会が行っております。
一部の方が共益費の支払いを怠ると、他の方への負担の増加となったり、
共同施設の維持ができなくなります。共益費は必ず自治会にお支払いください。
また、自治会活動を通して、団地居住者とコミュニケーションを図り、
快適で安心な生活を営むために、自治会には加入いただき、共益費・自治会費の納入をはじめ、
自治会の行事や活動に、積極的に自治会活動への参加・協力をお願いします。

市営住宅ではペットを飼えますか?

市営住宅では、犬、猫などのペットの飼育を禁止しています。

ペットの飼育は、他の入居者に迷惑や危害を及ぼす恐れがあり、実際、鳴き声や足音、糞の処理や抜け毛、
また、強いアレルギー症状(ペットアレルギー)を発症し、深刻な健康被害を受けている方もいらっしゃいます。
ペットを飼わないというのは入居時からの約束(ルール)です。
市営住宅では、入居される方からペットを飼わないという誓約書を提出していただいたうえで、入居を認めています。

市営住宅では光サービスは使えますか?

基本的に、市営住宅は、光ケーブル(サービス)に対応していませんが、
建物内への光ケーブルの通線調査を行い、通線が可能な建物(棟ごと)に限って承認しています。
調査の結果、通線できないケースもあります。なお、すべての手続きは、
光サービス事業者(NTTもしくはSTNet)が行いますので、事業者へご相談ください。

市営住宅はどのあたりにありますか。

現在、募集の対象としている住宅は36団地あります。
詳しい分布については、『市営住宅入居申込みの手引き』の市営住宅位置図(募集対象)をご覧ください。

市営住宅に優先的に入ることはできますか。

定期入居者募集の抽選において下記のとおり優先措置を設定する場合があります。
※詳細は『市営住宅入居申込みの手引き』をご確認ください。

①優先措置対象世帯(次のいずれかに該当する世帯)

・母子世帯または父子世帯

・子育て世帯

・障がい者世帯

・高齢者世帯

・多子世帯

・DV被害者世帯

・中国残留邦人世帯

②抽選の流れ

(1)優先措置対象戸数(※以下、優先枠)を設定します。

※住戸タイプの同じ募集部屋が2戸以上になった場合に、その個数の3割で、
かつ、端数を四捨五入した数を優先枠として設定

(2)最初に優先措置対象世帯のみで優先枠が埋まるまで抽選を行います。

(3)その後、優先枠以外の部屋(空き部屋 - 優先枠の部屋数)について、
優先枠の抽選に落選した優先措置対象世帯と一般世帯で抽選を行います。